クラウドバックアップのメリットや注意点とは?

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クラウドバックアップのメリットや注意点とは?

企業がシステムを運用するにあたっては、データになんらかの不具合や障害が発生した場合に対応するための対策が必要になります。その1つとして、バックアップを取ることが挙げられます。

現在では実施していないという企業は少ないのではないでしょうか。近年このバックアップをクラウド化する動きがあります。

今回は、クラウドバックアップのメリットや導入する際の注意点を解説いたします。

 

バックアップの必要性

バックアップは、システムに不具合が生じた際にデータを守る手段として非常に重要です。

ここでは、バックアップの必要性について詳しく解説していきます。

 

ランサムウェア対策

ランサムウェアとは、感染したパソコンをロックしたり、ファイルを暗号化して使用できなくしたりして、元に戻すことと引き換えに金銭を要求する不正プログラムです。ただバックアップをとっているだけの場合、作成したデータが全て暗号化されてしまいますが、クラウドでバックアップを取っていれば、アクセス権限を奪取されないため、ランサムウェアによって暗号化される心配がなくなります。

 

BCP対策

BCPとは、企業が災害やパンデミック、テロや不祥事などの危機的状況に置かれた場合でも重要な用務が継続できるように対策を考え、事業を継続できるようにした計画書のことをいいます。クラウドサーバーは社外のデータセンターに構築されており、強固なだけでなく、必要な時にどこからでもアクセスできるという利点を持っています。そのため、BCP対策にも最適なツールであるといえます。

 

人的ミスの存在

人的ミスを完全になくすことは不可能です。そのため、人的ミスによりデータ消失の可能性を考えた対策を取らなければなりません。クラウドサーバーにバックアップをとることで、長期的なデータ保全を検討する際に、データ消失のリスクを最小限に抑えることができるといえます。

 

クラウドバックアップのメリット

次に、クラウドバックアップのメリットを解説いたします。

 

コスト削減

クラウドバックアップをすることで、コストを削減することができます。通常のバックアップでは作業や運用に大きな手間と時間がかかっていました。また、サーバーを用意する場合、設置する場所やソフトウェアの導入、メンテナンスなど、初期費用や維持費用が必要になってしまいます。しかし、クラウドバックアップの場合は導入が簡単なうえに、運用はサービス提供事業者が行います。利用した機能や容量の分だけ料金を支払えば良いので、手間や時間だけでなくコストを削減することが可能です。

 

手間がかからない

日々の業務の中で、ファイルやデータはどんどん増えていくため、気づいた時には膨大な量のデータを抱えていることになりかねません。事業の拡大などがあった場合にも、バックアップすべきデータが増えてしまい管理コストや運用の手間が発生してしまいます。管理するバックアップサーバーが増えると、バックアップ自体に漏れが生じてしまう可能性も否定できません。クラウドバックアップを利用することで容量を簡単に増やすことができます。一元管理が可能になるため、手間もかかりません。

 

災害対策

災害が起こった際にもクラウドバックアップはメリットを発揮します。

社外にサーバーが設置されているため、仮に自社が災害によって被害を受けた場合でも、インターネットに接続できる環境さえ整っていれば、時間や場所を選ばずにバックアップデータにアクセスすることができます。そのため、コンプライアンスの強化に繋げることができます。

 

クラウドバックアップの注意点

クラウドバックアップには注意点もあります。

以下のことに気を付けてバックアップを行いましょう。

 

セキュリティの不安

クラウドバックアップは外部のサーバーを利用するため、どうしてもセキュリティ面での不安が付きまとってしまいます。もちろん、クラウドサービスでもしっかりとしたセキュリティ対策を取っていれば、安心して利用することができます。データの暗号化などの対策がしっかりしているサービスを選びましょう。

 

ストレージにかかるコスト

ストレージの容量が増えれば増えるほどコストも増えます。

重複排除機能がハイレベルな物でない限り、必要以上のコストがかかってしまう可能性も否定できません。ストレージの容量を増やす前に、一度ストレージの中身を確認してみる必要があります。

 

機器に負荷がかかる

クラウドバックアップを使用していると、まれに機器に負担がかかり、動作が遅くなってしまうという事があります。業務に支障をきたしてしまうだけでなく、ユーザーがバックアップ機能をオフにしてしまい、バックアップが取れていなかったという事態も考えられます。クラウドバックアップを使用する前に事前にテストを行い、運用ができるかどうかを確認しておくと安心です。

 

まとめ

バックアップは、システムに不具合が生じた際にデータを守る手段として非常に重要です。

バックアップデータをクラウドに保存しておくことで、従来のバックアップデータの管理がより簡単にできるため、業務を効率化させることが可能になります。どのような注意点があるのかをしっかりと理解して導入することで、クラウドバックアップをより効果的に使うことができます。

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