基本契約書とは?概要と書き方、個別契約との違いや注意点を解説

カテゴリ:契約書

基本契約書とは?概要と書き方、個別契約との違いや注意点を解説

基本契約書とは、継続的な取引における基本的なルールについて記された契約書です。

この記事では、基本契約書について概要と作成する理由、書き方や注意点と個別契約書との違いなどを詳しく解説します。

また、基本契約書の作成において、印紙代をカットできるお得な作成方法として電子契約書での作成が挙げられます。

その電子契約書についても、印紙代がカットできる理由や、その他のメリットについても紹介しますので、ぜひチェックしてくださいね。

 

基本契約書とセットの個別契約書とは?

基本契約書と個別契約書は、継続的な取引契約においてセットで作成される契約書です。それぞれの意味や違いについて見てみましょう。

 

基本契約書とは?

基本契約書とは、継続的な取引の基本的な条項についてまとめた契約書で、契約の範囲や成果物の取り扱い方法、解約などについて書かれています。

具体例としては「支払いは毎月15日に行う」「双方契約について問題がなければ3ヶ月毎に自動的に契約を更新する」といった内容が挙げられます。

 

個別契約書とは?

個別契約書とは継続的な取引において、発注数や価格、納期など依頼内容が個々の契約で異なる条件について記された契約書です。

例えば、発注書や注文書などが個別契約書に当たります。

 

基本契約書を作成する理由とは?

基本契約書と個別契約書はセットで作られますが、なぜわざわざ基本と個別の2種類の契約書を作成するのでしょうか?ここではその理由について解説します。

 

取引内容が明確になる

基本契約書を作成する理由として、まず取引内容が明確になることが挙げられます。基本契約書は契約の初めに契約の範囲や成果物の取り扱い方法、解約などについて細かく定めながら作成されるので、取引内容が明確に分かりやすく記されているのです。

 

取引がスムーズになる

企業間での取引では、様々な条項を定めるために、契約書の内容が膨大になります。それをいちいち契約の度に書いていては、非常に手間がかかります。

契約において基本的には変更がない条項についてまとめた基本契約書を作成すれば、個別の契約の際は基本的な条項は省いた個別契約書のみを作成するだけなので、手間が省け取引がスムーズになるのです。

 

基本契約書の作成方法

基本契約書は取引の大元についての規定が記されているので、作成の際は条項の漏れや間違いがないか慎重にチェックしながら作成すべきです。

ここでは基本契約書の作成方法と収入印紙の貼り方について解説します。

 

基本契約書の必要項目

基本契約書の書き方として、まず必要な項目は以下の通りです。

 

・目的

契約の目的についての条項です。双方の利益を尊重し、公正な取引のための内容を記します。

 

・納入・検収

基本的な納入と検収の期間などについてです。

 

・所有権の移転について

でき上がった製品や成果物の所有権の移転について、時期などを定めます。

 

・契約不適合責任はどちらになるか

この条項では納品後に万が一製品に不具合があった場合、どちらが責任を取るかを定めます。

 

・契約期間について

契約の全体がどのくらいの期間なのか、また延長する際はどのようにするべきかについて定めます。

 

・解除方法について

何らかの理由で契約の解除があった場合を想定し、その方法について定めます。

 

・個別契約の適用範囲

この基本契約と個別契約書、それぞれどこまでが適用されるのか、その範囲を定めます。

 

収入印紙を貼る

契約や取引において収入印紙が必要となる文書は、印紙税法の別表第1第7号に記されていることから7号文書と呼ばれます。

7号文書にあたる契約書とは、継続的な契約における契約書なので、基本契約書も7号文書にあたり、収入印紙が必要となります。

この場合の収入印紙の金額は1通につき4,000円です。

 

〇印紙が不要の場合とは?

継続的な契約における契約書には収入印紙の貼り付けが必要ですが、例外として契約が3ヶ月以内のものが挙げられます。

そのため、継続的な契約でも契約全体が3ヶ月以内で終了するのであれば収入印紙は必要ありません。

 

基本契約書は電子上で作成するのがおすすめ

基本契約書を作成する際は、電子契約書で作成することをおすすめします。なぜなら、電子契約書は国税庁が印紙の課税対象にはならないと発表しているからです。

つまり、本来ならば印紙を貼る必要がある契約書でも電子契約書として作成すれば印紙を貼らなくて良いので、印紙代を削減できるのです。

また、電子契約書ならば、契約の締結において相手に契約書を送る際に、封筒に入れ切手を貼り、ポストや郵便局に出しに行くという手間がかかりません。

基本契約書を作成するのであれば、メリットの多さからも、電子契約書で作成することをおすすめします。

カテゴリー

  • 電子契約書

  • 契約書

  • 契約

  • 収入印紙

  • クラウド

  • PAGE TOP

    「契約書」関連記事一覧